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【現実】まるで体が空っぽになったみたい!中国の残業事情あれこれ

2016-08-02 人民網日本語版 人民网日文版


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上海彩虹室内合唱団が発表したの新曲は「感覚身体被掏空(まるで体が空っぽになったみたい)」というタイトル。727日にリリースされるや、あっという間に微信(WeChat)のモーメンツで爆発的な広がりを見せ、SNS上で新たな「神曲」が誕生した。

 

「感覚身体被掏空」はコーラス形式で歌い上げられている。現代の話題性に富んだテーマを歌詞に盛り込み、現代人の仕事のストレスや残業事情を如実に描きだし、大都市で奮闘する若者たちが思わず感情移入してしまう内容となっており、多くの人がこの曲に共鳴している。そしてこの曲は人々に非常に正当なユーモアを感じさせてくれている。

 

中国「労働法」によると、労働者の勤務時間は18時間、144時間を上回ってはならない。だが、出世競争のプレッシャーからか、あるいは上司から好印象を得られるためにか、はたまた会社の理屈に合わない残業制度によるものかによらず、残業は当たり前になっており、このような悪しき習慣を改めることは極めて難しいようだ。ここで中国の残業事情を徹底調査!



残業最多はインターネット業界


残業が最も過酷なのはどの業界だろう?智聯招聘の調査によると、IT/通信/電子/インターネット関連業のホワイトカラーの残業時間は週あたり平均9.3時間に達した。これは、1日約2時間残業している計算になる。これに続いたのは、不動産/建築業で、残業時間は週あたり平均7.1時間。交通/運送/物流/倉庫業は週あたり平均6.8時間。残業時間が比較的短いのは、貿易/卸売/小売業で、週あたり平均3時間だった。

 

「毎週5時間以上残業する」ホワイトカラーの3


人材紹介サイト智聯招聘が発表した「2015年ホワイトカラー仕事のQOLに関する調査研究報告書」によると、ホワイトカラーは勤務中、かなり大きな圧力を抱えている。彼らのうち、「毎週5時間以上残業している」人は3分の1を占めた。


中国で「残業が一番多い都市」は深セン


Eleme」が取りまとめた「中国十大都市24時間注文件数」によると、「残業族」が最も多くいたのは深センだった。深センは、午後7時から翌日午前5時の注文数の割合が最高だった。この状況は、華為、大疆、華大基因など多くの大企業が深センに集中していることによって説明がつく。


 

労働者の怒りを買う「サービス残業」


長時間の仕事に耐えている企業の従業員の多くが、進んでサービス残業をしており、「残業手当」などぜいたくと考えていることが分かった。

 

「工人日報」新媒体と中国工会網はこのほど、「労働者の権利侵害」をめぐる調査報告を共同で発表した。労働者の権利を侵害する行為で最も多かったのは、「残業手当のつかないサービス残業を強いられること」だった。

 

身心の健康に悪影響を与える「残業文化」


企業で形成されている「残業文化」は、従業員の権益を侵しているだけでなく、従業員の身心の健康にも悪影響を及ぼす。

 

20159月に、北京、上海、広州で残業をしているホワイトカラー1500人を対象に実施された調査では、回答者の70%以上が便秘や腰痛、肩こり、手足の無力感、精神的疲労、目まい、頭痛など15の症状を訴えた。そして、13食を規則正しく食べているとの回答は26%にとどまり、57%が睡眠時間は「7時間以下」と答えた。

 

米テキサス大学健康科学センターの研究結果によると、残業をすると心疾患リスクが上昇し、残業の時間が長くなるほど、病気になるリスクが高まる。研究者は、仕事歴10年以上の労働者1900人の長期研究データを分析し、労働時間と心血管疾患(CVD)の関係に迫った。すると、約43%の人は、CVDに関連する疾患(狭心症、冠動脈疾患、心不全、心臓発作、高血圧、脳卒中など)と診断されていた。また、平均労働時間が週45時間の労働者に比べて、週55時間の労働者は16%、週60時間の労働者は35%、心疾患リスクが高かった。

 

湖北省武漢市でホワイドテーの日、ある男性の瞳孔がハート形に変形していることをガールフレンドが発見した。眼科の病院で眼科の専門家による検査を受けた結果、この男性の瞳孔が変形したのは徹夜の残業が続いたことにより免疫機能に異常を引き起こしたことが分かった。

 

各国の「定時退社」奨励策

 

○日本:従業員に「ノー残業デー」実施を奨励

 

日本の残業がかなり過酷であることは世界中で有名で、「過労死」という言葉も日本で生まれた。ここ数年、日本政府は、残業からもたらされる一連の問題を注視しており、各企業に対し、社員が定時退社できるような措置を講じるよう呼びかけている。また、日本政府は新しい祝日を制定発表した。2016811日から、正式に「山の日」を祝日とすることを定めた。これは、国内山間部の重要な文化に対する意識を日本国民に高めてもらうことが目的という。ある分析によると、日本は絶えず、さまざまな名目で新しい休暇を生み出しているが、その意図は、日本人が働き過ぎの習慣を改め、自分や外部の世界をじっくり観察するよう促すことにある。

 

○ドイツ:効率の高い業務で残業をしない

 

医師や看護士など、専門性や時間的制約の高い特殊な職業を除き、ドイツの一般的な勤め人の多くは、夕方5時か6時の定時に仕事を終えて帰宅、家族と夕食を共にする、あるいは友人と集う。定時では絶対に終わらない仕事を抱えた場合、彼らはどうするのだろうか?

一般的なドイツ人は、以下2種類の対策を講じる

1 仕事の効率をさらに上げる。多くのドイツ人は、早朝に仕事をスタートして集中して働く。昼食を摂らない時もある。ようするに、午後5時までに仕事を終えるために万全の手を尽くすのだ。

 

2 自分で責任は取らない。つまり、時間通りに仕事が終わらない場合には、会社側が業務量に見合う労働力を確保しなかったために仕事が完成しないのであり、これは会社の責任だと主張する。

 

これら2つの方法を実行することで、ドイツ人の定時退社が可能となっている。

 

○フランス:退社した従業員へのメール電話連絡は禁止

 

フランスの新労働法では、午後6時から翌日午前9時までの正規の労働時間以外の時間帯には、会社側が従業員にメールを送る、あるいは電話で連絡することは禁じられている。フランスで定められている法定勤務時間は週35時間、このほか、従業員は年間5週間以上の有給休暇を取得できる。だが、労働法では、企業のトップ層は同項目の対象とはなっていない。即ち、トップ層は、終業後も煩雑な事務を処理しなければならない。

 

○オランダ:「秘策」を講じて従業員の定時退社を迫る社長

 

「会社のデスクに向かって仕事をしていると、突然デスクがゆっくりと床を離れて上昇、止めようにも止められない」-このようなシーンを想像できるだろうか?これは、オランダの某デザイン会社が設計したからくりで、同社の社長が、社員の残業を何とかして食い止めるための苦肉の策だ。社員は全員、この工夫に大喜びだった。もう残業する必要はないうえ、人間関係もよくなったからだ。社長も、社員の仕事の効率が上がったため、このアイディアにご満悦だ。


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